
皆様こんにちワン。
愛犬同士の喧嘩の仲裁に入ったら、人差し指を少し噛まれてさっきまで泣いていたわんちゃん研究員の「シエロ」です!
愛犬が視力を失ったとき、飼い主が知っておきたいこと
ある日突然、愛犬の目が見えなくなったら…。
「これからどうすればいいの?」「この子は幸せに暮らせるの?」と、不安と戸惑いで胸がいっぱいになるのは当然です。
私自身も、愛犬が白内障で視力を失い始めたとき、同じ気持ちを抱きました。けれども大丈夫。犬はとても順応力の高い生き物です。飼い主が寄り添い、生活環境を工夫し、必要なサポートグッズを取り入れることで、これまで以上に安心で豊かな日々を送ることができます。
この記事では、
- 愛犬が視力を失ったときに飼い主ができる寄り添い方
- 安全で快適な生活環境の整え方
- 盲目犬専用のサポートグッズと選び方
について詳しく解説します。
大切な愛犬と「不安」ではなく「安心」でつながれるよう、ぜひ最後まで読んでみてください。
- この記事を読んでわかること
- 愛犬が視力を失ったときに起こる心の変化と、飼い主の寄り添い方
- 目の見えない犬が安心して暮らせる生活環境の整え方
- 盲目犬専用の最新サポートグッズの種類と選び方
- 通販で人気の盲目犬グッズの口コミや価格帯、失敗しない選び方
視力を失った犬の気持ちとは?


犬にとって視覚を失うことは、私たち人間以上に大きな変化です。
これまで当たり前にできていたことができなくなり、不安や混乱を感じるのは自然なこと。特に以下のような変化がよく見られます。
- 突然の環境変化による混乱:おもちゃを見つけられない、慣れたはずの部屋でつまずく
- 安全面での不安:家具や階段にぶつかり、ケガをする恐れ
- 飼い主への依存:嗅覚や聴覚で補っても限界があり、安心できるのは飼い主の存在
このように、視力を失った犬は大きな不安を抱えやすくなります。
しかし、決して「もう幸せに暮らせない」ということではありません。飼い主が寄り添い、環境を工夫することで、再び安心して日常を楽しめるようになるのです。
飼い主ができる寄り添い方
目が見えなくなった犬にとって、一番の支えは「飼い主の存在」です。
愛犬が安心できるように、日常の中で取り入れられる寄り添い方には次のようなポイントがあります。
- 優しく声をかける
「大丈夫だよ」「ここにいるよ」と声をかけるだけで犬は落ち着きます。 - 触れ合いで愛情を伝える
撫でたり抱きしめたりして、手の温もりで安心を与えましょう。 - 生活リズムを一定に保つ
食事や散歩の時間を規則正しくすることで、犬は次の行動を予測でき、安心感が増します。 - 肯定的に接する
「できないこと」ではなく「できたこと」を褒めて、自信を取り戻させてあげましょう。
こうした小さな積み重ねが、犬に「まだ大丈夫」という安心感を与えます。
飼い主が前向きに接してあげることで、視力を失った犬も自信を取り戻し、穏やかな日常を過ごせるようになるのです。



「できないこと」じゃなくて「できること」に目を向けるのが大切ワン!
ボクも愛犬と一緒に、一歩ずつ前に進めるようになったよ。
👉 過度に甘やかすのではなく、新しい「見える方法」を一緒に見つけていくことが大切です。
安全で快適な生活環境の整え方


視力を失った犬にとって、住み慣れた家の中でさえ突然「迷路」のように感じられることがあります。特に家具の位置が変わると混乱しやすく、ぶつかったりつまずいたりする原因になります。
- 家具の配置を固定:位置を変えず、愛犬が「家の地図」を覚えられるようにする
- 滑り止めマットやガードを設置:フローリングは滑りやすいためマットを敷き、階段にはベビーゲートをつける
- 匂いや音で目印をつける:寝床やトイレに特徴的な匂いをつけたり、出入口に鈴をつけると場所が分かりやすくなる
- 危険なものを片付ける:コードや小物を床に置かず、誤飲やケガを防ぐ
家具の配置を固定することで、犬は自分の中に「家の地図」を作り、安心して歩けるようになります。毎日の暮らしの中でストレスや不安を減らす、大切な工夫のひとつです。
👉 こうした工夫で、犬は「自分の世界」を再び安心して歩けるようになります。
盲目犬専用サポートグッズの紹介
寄り添いや環境づくりに加えて、専用のサポートグッズを取り入れることで、愛犬の生活はさらに快適になります。
1. ぶつかり防止リング(ヘイローハーネス)


犬の頭部の前にリングを取り付けることで、家具や壁にぶつかる前に感知できるグッズです。
「ぶつからなくなった」「また自信を持って歩くようになった」と、多くの飼い主さんが効果を実感しています。


2. 安全性の高い犬用ハーネス
目が見えない犬にとって、散歩は大きな冒険です。首輪だけでは首や気管に負担がかかり、急な方向転換や転倒のリスクもあります。そんなときに役立つのが、安全性に優れた犬用ハーネスです。飼い主がしっかりサポートできるため、安心して外の空気を楽しむことができます。


数ある犬用ハーネスの中でも、特に盲目犬やシニア犬におすすめなのが「ハクサン ゼロハーネス」です。
- ハクサン ゼロハーネス:
首に負担をかけず、気管の弱い犬にも安心。
「首への負担が少なく、安心して散歩ができる」と口コミでも高評価。小型犬からシニア犬まで幅広く支持されている人気アイテムです。


中型犬や大型犬を飼っている方には、「ユリウスK9 IDCパワーハーネス」がおすすめです。頑丈さと安定感に定評があります。
- ユリウスK9 IDCパワーハーネス
耐久性抜群で中〜大型犬向け。背中のハンドルで誘導しやすい。
背中のハンドルを使えば、視力を失った犬を優しく誘導でき、散歩中の安全性も大きくアップ。力の強い犬でもコントロールしやすいと人気のハーネスです。
🔽 小型犬・中型犬にはこちら


🔽大型犬用はこちら


3. 歩行補助ハーネス
視力を失った犬や老犬は、足腰の衰えによって歩くことに不安を感じることがあります。そんなときに役立つのが「歩行補助ハーネス」。飼い主が優しく支えてあげることで、転倒を防ぎながら散歩を楽しむことができ、外の世界への自信を取り戻す助けになります。
特に以下のような犬におすすめです。
- 小型犬:階段や段差でつまずきやすい子、関節が弱い子
- 中型犬:体重が増えて抱っこでの介助が難しくなった子
- 大型犬:足腰の老化で立ち上がりがつらい子、歩行にサポートが必要な子
愛犬のサイズや症状に合わせて選べるので、安心して使えるのも魅力です。


歩行補助ハーネスの中でも特に信頼度が高いのが「LaLaWalk(ララウォーク)」です。
- LaLaWalk(ララウォーク)
獣医師監修の安心設計、体型や症状に合わせて選べるラインナップ。
専門家の監修を受けているため、体型や症状にフィットしやすく、長く愛用できる点が魅力。口コミでも「犬の負担が減った」「一緒に外出できて嬉しい」と好評です。
🔽小型犬用はこちら


🔽中型犬・大型犬用はこちら


「まずは気軽に歩行補助ハーネスを試してみたい」という飼い主さんには、手頃な価格帯の「zuttone(ずっとね)」がおすすめです。
- zuttone(ずっとね)
初心者でも手軽に試せる価格帯。部分的サポートに◎。
部分的なサポートにも使いやすく、初めて補助グッズを導入するご家庭にぴったり。無理なく始められるため、継続して利用しやすいと好評です。
🔽小型犬用(後足用・腰まわり用など)


🔽中型犬・大型犬用(後足用・腰まわり用など)


4. ペットカート
視力を失った犬を散歩に連れて行くのは、「ぶつからないかな」「転んでしまわないかな」と飼い主にとって不安がつきものです。そんなときに活躍するのが「ペットカート」。安全に外の空気を感じられるだけでなく、疲れたらそのまま休めるので、愛犬も飼い主も安心してお出かけを楽しめます。
特に次のようなシーンで便利です。
- 旅行や長距離の外出:移動中に安心して休める
- 通院:混雑した待合室でも安全に待てる
- 多頭飼い:一度に複数の犬を連れて行けるので負担が減る
愛犬の年齢や体力に合わせて使えば、「外の世界を諦めない暮らし」が実現できます。



うちの子もペットカートで旅行できたワン!
一緒に外の空気を感じられて、本当に良い思い出になったよ。


ペットカートの中でも特に人気が高いのが「AIR BUGGY(エアバギー)」です。しっかりした作りで、愛犬との外出を安心して楽しめます。
- AIR BUGGY(エアバギー)
段差もスムーズに走れる抜群の安定性。長距離や旅行にも最適。
長時間の移動でも犬がぐっすり眠れるほど快適と評判。旅行や遠出をよくするご家庭にぴったりのハイグレードモデルです。


軽量で取り回しやすいモデルを探している方には「ピッコロカーネ」がおすすめです。日常使いに便利な機能が揃っています。
- ピッコロカーネ
軽量&折りたたみ可能で、車移動や街中での散歩に便利。
折りたたみ式なので車移動や収納にも困らず、街中での散歩にも最適。初めてペットカートを導入する飼い主さんからも支持されています。
🔽耐荷重20kgタイプ(小型〜中型犬向け)


🔽耐荷重40kgタイプ(多頭飼いや大型犬向け)


「ぐっすり眠るほど快適」「外出範囲が広がった」と好評です。
👉 これらのグッズを上手に使えば、盲目犬も安心して動けるようになり、生活の質が格段に上がります。
まとめ|愛犬の視力低下は「寄り添い」と「工夫」で乗り越えられる


愛犬が視力を失うことは、飼い主にとって大きな不安です。ですが、それは「できないことが増える」ではなく「新しいサポートを取り入れる」機会でもあります。
- 優しい声かけと触れ合いで安心を届ける
- 家具配置やマットで安全な生活空間を作る
- 専用グッズを取り入れ、できることを増やす
👉 この3つを意識するだけで、盲目犬も安心して暮らせるようになります。
私自身も、愛犬が視力を失ったときは途方に暮れましたが、寄り添い方を工夫し、サポートグッズを活用することで、以前と変わらず笑顔で過ごせるようになりました。むしろ絆が深まったと感じています。
不安を希望に変えて、愛犬との毎日を大切に過ごしていきましょう。
最後までお読み頂き本当にありがとうございました。
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ここまで読んでくれてありがとうワン!
同じ悩みを持つ飼い主さんに役立つ関連記事をまとめたから、安心してのぞいてみてね。
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