
皆さまこんにちワン。おやつは焦らすけど情報は即提供、わんちゃん研究員の「シエロ」です!
今日は犬用ケージ、とくに相談の多い幅150cmクラスの大型ケージについて、失敗しない選び方をやさしく解説します。
「今のケージ、ちょっと狭い…」「大型犬にはどのサイズが正解?」「うちは小型犬だけど、幅150cmケージってアリなの?」
もし一つでも当てはまるなら、大丈夫。この記事でモヤモヤは解消できます。
実は私も、最初のケージ選びで何度か失敗しました。小さすぎてすぐ窮屈になったり、逆に広すぎて落ち着かなかったり…。でも“基準”を知って選び直したら、愛犬の行動も睡眠も落ち着き、私のストレスもぐっと減りました。
ここではその経験も交えつつ、愛犬に合った最適サイズと用途別のタイプ選びをわかりやすくお伝えします。



「実はボクも最初はケージ=閉じ込める場所だと思ってたんです。でも違ったんだワン!」
この記事を読んでわかること
- 犬にケージが必要な理由(「かわいそう」の誤解を解消)
- 幅150cmケージが合う犬・合わない犬(小型犬に勧めにくい理由と例外)
- 子犬〜成犬のライフステージ別サイズ目安と素材選び
- シーン別:サークル/クレート/木製/屋外用の使い分け
- 失敗談から学ぶチェックポイントと、150cmクラスの「ここが良かった」
- ケージを“好きな場所”にするしつけのコツ



実際に150cmのケージを紹介している下の記事も参考にして下さいね♪
🔽広々としたおしゃれな150cmケージ
① そもそもケージは必要?「かわいそう」は大きな誤解


「ケージに閉じ込めるなんて、犬がかわいそう…」と感じている方も少なくありません。
私自身も、最初はそう思っていました。
でも実はそれ、大きな誤解なんです。ケージは決して“監禁するための箱”ではなく、犬にとっての安心できるプライベートルーム。正しく使えば、犬にも飼い主さんにもたくさんのメリットがあります。
犬にケージが必要な3つの理由
「ケージはかわいそうだから使わない方がいい」と思っていませんか?
実はその考えは大きな誤解で、ケージは犬にとって安心できるプライベート空間になるんです。
ここでは、犬と飼い主の両方にメリットをもたらす「ケージが必要な3つの理由」をご紹介します。
- 安心できる拠点(セーフベース)
ケージは犬にとって「自分の縄張り」。来客時やお留守番、さらには地震などの災害時でも、ケージがあれば落ち着いて過ごすことができます。 - 事故やいたずらの防止
目を離したすきにコードをかじったり、誤飲したりする危険を防いでくれます。家具を壊す“破壊神”化を未然に防ぐ効果も◎。 - しつけをサポート
トイレトレーニングや無駄吠えの抑制に役立ちます。「ハウス」の合図で自分から入れるようになると、動物病院や避難所でもスムーズに過ごせます。



「ケージは決して“かわいそう”じゃないよ。むしろ安心のお部屋なんだワン!」
✅ まとめ|ケージは「安心・安全・しつけ」を支える愛犬の秘密基地
ケージは罰として使う道具ではなく、犬にとっての“安心基地”。
安全・衛生・しつけの3つの面から、愛犬との生活をもっと快適にしてくれる存在です。
② 幅150cmケージはどんな犬に最適?小型犬にはおすすめしない理由



「150cmって聞くと“え、家具よりデカくない!?”ってビビるよね。でも実はピッタリな子もいるんだワン!」
「幅150cmのケージ」と聞くと、「うちの子には大きすぎるかも?」と思う方も多いのではないでしょうか。
実際のところ、このサイズは万能ではなく、犬種や飼育環境によって向き不向きがはっきり分かれるんです。



「大は小を兼ねる…ってワンコには必ずしも当てはまらないんだ。表にまとめたからチェックしてみてね!」
タイプ | 最適な犬 | おすすめしない犬 |
---|---|---|
幅150cmケージ | 大型犬(ゴールデン・ラブラドールなど):方向転換・足を伸ばして寝られる広さが必要 | 小型犬(チワワ・トイプーなど):広すぎて落ち着かないことが多い |
中型犬の多頭飼い:柴犬2頭などで各自のスペースを確保できる | 広すぎて不安になる子:狭い空間のほうが安心できるタイプも | |
運動量の多い犬種:一時的に広い空間で過ごせる | 部屋のスペースが限られる家庭:150cmはかなり場所を取る | |
トイレとベッドを分けたい大型犬:ゾーニングできて快適 | — |
小型犬に幅150cmケージをおすすめしにくい理由
小型犬は「自分の体+トイレ」が収まる広さで十分です。150cmクラスを使うと、むしろこんなデメリットが出やすくなります。
- 広すぎて落ち着かない、不安が増える
- トイレの区別がつきにくく、失敗が増える
- 部屋の生活スペースを圧迫する
- 掃除や移動の負担が増える



「小型犬にとっては“ワンルーム”くらいがちょうどいいんだワン!豪邸より落ち着くよ。」
👉 小型犬の快適サイズは 幅60〜90cm・奥行45〜60cm・高さ50〜70cm が目安。
例外的に150cmを検討するケース
ただし以下のケースでは、小型犬でも広めケージを検討することがあります。
- 小型犬の多頭飼い(3頭以上)
仕切りを入れて「個室+共有スペース」を作るなら有効。 - 獣医師から特別な運動制限の指示がある場合
広めのサークルとして活用し、ストレスを和らげることもできます。



「150cmは“大型犬&多頭飼いの特権サイズ”。無理に選ばず、その子に合う広さを見つけるのが一番だよ!」
✅ まとめ|幅150cmケージは大型犬&多頭飼いに最適、小型犬には不向き
幅150cmケージは「大型犬や多頭飼い」に最適。
一方で小型犬はコンパクトなサイズのほうが安心・快適です。必要な広さを見極めて選びましょう。
③ 成長に合わせて選ぶ!子犬〜成犬のライフステージ別ケージ選び


犬のケージは「とりあえず」で選ぶのではなく、ライフステージに合わせてサイズや素材を変えていくことが大切です。
人間の赤ちゃんにベビーベッドが必要なように、犬にも「成長に合った居場所」があるのです。



「人間の赤ちゃんにベビーベッドが必要なように、ワンコにも成長に合った“マイルーム”があるんだワン!」
子犬期(〜生後6ヶ月頃)のケージ選びポイント
子犬にとって大切なのは「安心感」と「清潔さ」です。
最初から広すぎる空間は落ち着きにくく、トイレの失敗にもつながりやすいため、必要最小限の広さから始めましょう。
ポイント | 詳細 |
---|---|
広さの目安 | 子犬が中でUターンできる程度+トイレトレーを置けるスペース。広すぎないほうが安心。 |
素材 | プラスチック製やワイヤー製がおすすめ。清潔を保ちやすく、軽くて移動も楽。 |
床材 | プラスチックの底面トレー付きが衛生的。滑り止めマットを敷けば足腰にやさしい。 |
タイプ | 屋根付きサークルだと安心感があり、飛び出し防止にもなる。 |
体験談 | 広すぎるケージを買って失敗→小さめからスタートしたら成功!屋根付きに変えてから夜鳴きも減りました。 |



「ボクも最初に“豪邸ケージ”を買って失敗…。子犬にはコンパクトなお部屋が安心なんだよ。」
✅ まとめ
子犬期は「小さめから始めて徐々に広げる」が鉄則。屋根付きタイプで安心感を与え、清潔に保ちやすい素材を選ぶのがポイントです。
成犬期(生後6ヶ月〜):広さ・強度・デザインがポイント
成犬になると体格が安定し、行動範囲も広がります。
特に大型犬や多頭飼いでは、幅150cmクラスの大型ケージが候補に入ってきます。
子犬期とは違い「安心感」よりも、快適さ・耐久性・インテリア性が重視ポイントになります。
ポイント | 詳細 |
---|---|
広さの目安 | 立ち上がって方向転換・お座り・伏せが余裕でできること。体長の1.5〜2倍の奥行きが理想。大型犬や多頭飼いなら150cmクラスが最適。 |
素材 | 噛み癖や力が強い子にはスチール製、おしゃれさ重視なら木製。耐久性と見た目のバランスで選ぶ。 |
タイプ | クレート一体型や、インテリア性の高い木製ケージなど用途や設置場所に合わせて選択。 |
体験談 | うちのトイプードルはワイヤーケージを噛んで曲げてしまいました…。頑丈なスチール製に替えたら破壊ゼロ!さらに木製デザインを選んだらリビングにも馴染み、満足度が一気に上がりました。 |



「破壊神ワンコに負けないケージを選ぶのは大事!あと、リビングに置くならデザインも意外と重要だよ。」
✅ まとめ|子犬期は安心感重視、成犬期は広さと強度・デザインで選ぶ



「子犬期は“安心できる狭さ”、成犬期は“広さと強度”。ステージごとに切り替えるのが正解だワン!」
- 成犬期は「広さ+強度+デザイン」の3点セットで選ぶ
- 大型犬・多頭飼いは幅150cmクラスで動線に余裕を
- インテリア性を重視すれば「ケージ=部屋になじまない」の悩みも解決できます
④ シーン別!最適なケージの種類
犬用ケージといっても、目的や使うシーンによってベストなタイプは変わります。
「お留守番用に広めが欲しい」「移動に使いたい」「リビングに置いてもおしゃれなのがいい」など、状況に合わせて選ぶのが正解です。



「“留守番用”とか“おでかけ用”とか、シーンで選ぶと失敗しにくいんだワン!」



「迷いやすいところだから、一覧にまとめてみたよ。サクッとチェックしてみてね!」
目的・シーン | おすすめタイプ | 特徴・活用ポイント |
---|---|---|
お留守番・就寝時 | サークルタイプ | 広さがあり、トイレやベッドを置ける。屋根付きなら飛び出し防止も可。大型犬や多頭飼いは150cmクラスで余裕を確保。 |
移動・通院・災害時 | クレート/キャリー | 車移動や災害時に必須。プラスチック製で丈夫なものや、布製で軽いタイプもあり。「ハウス」のしつけをしておくとスムーズ。 |
しつけ・一時隔離 | ワイヤーケージ | 通気性◎で部屋の様子も見えて安心。トイレトレーニングや来客時の一時待機に便利。ただし噛み癖が強い子には不向き。 |
リビングに設置 | 木製ケージ | インテリアに馴染むデザイン。温かみがあり、お部屋の雰囲気を壊さない。重めなので移動はしにくい。 |
屋外・庭での一時利用 | 屋外用サークル | 錆びにくく、組み立てやすい。庭で遊ぶときの休憩場所に。ただし長時間の放置はNG。 |
大型犬・多頭飼い | 幅150cm以上の大型サークル/ゲート併用 | 広大なスペースでゆとりを確保。仕切りを設けて「個別スペース+共有ゾーン」を作るとストレス軽減に。 |



「大型犬や多頭飼いには“これくらい広くないと無理!”って思うサイズ感だよ。」
✅ まとめ|目的・シーン別に最適なケージを選べば失敗しない



「目的別に整理すれば、もう迷わないワン!あとは愛犬と家の暮らしに合わせて選ぶだけだよ。」
- ケージは「犬種」よりも「用途」で選ぶと失敗しにくい
- お留守番=サークル、移動=クレート、リビング=木製、とシーンごとに最適解がある
- 大型犬や多頭飼いは幅150cmクラスを活かして、仕切りやレイアウトを工夫すると快適度が一気に上がります
⑤ 失敗談から学ぶ!ケージ選びの落とし穴と「ここが良かった!」ポイント
ケージ選びは「安ければいい」「とりあえず置ければいい」と考えると失敗しがちです。
私自身、最初に安物を選んでしまい、後悔した経験があります。
ここではその失敗談と、買い替えて「これは良かった!」と感じた点をご紹介します。
私の失敗談:「安物買いの銭失い」になった理由
最初に購入したのは、ホームセンターの一番安いワイヤーケージ。結果は散々でした…。



「“とりあえず安いやつで…”って気持ち、わかるんだワン。でもこれが落とし穴だったりするんだよね。」
- 軽すぎて動く → 子犬が暴れるたびにケージごとズレて、床は傷だらけ
- 強度不足 → 柴犬が噛んでワイヤーを曲げ、塗装も剥がれる始末
- 掃除がしにくい → 底トレーが外しづらく、ゴミや毛が溜まって不衛生に
- サイズ誤算 → 成長後に明らかに狭くなり、ストレスでいたずらが増加



「ケージごとズリズリ移動…!うちも経験ありで床がボロボロになったワン(泣)」
👉 この経験から「ケージは愛犬が毎日使う場所。安さだけで選んではいけない」と痛感しました。
買い替え後に「ここが良かった!」と感動したポイント
次に選んだのは、スチール製で幅150cmクラスの広めサークル。これが大正解でした。



「頑丈・掃除ラク・おしゃれ!“もっと早く買えばよかった…”って本気で思ったよ。」
- 頑丈で安心:大型犬が暴れてもビクともしない。噛んでも壊れない安心感。
- 組み立て簡単:女性ひとりでも短時間で組み立て可能。安定感も抜群。
- 掃除がラク:引き出し式トレーでサッと取り外せ、水洗いも簡単。におい対策にも効果あり。
- レイアウト自由度が高い:ベッド・トイレ・おもちゃを置いても余裕あり。多頭飼いにも対応可能。
- インテリアに馴染む:木製デザインや黒スチールなどを選べば、リビングに置いても違和感なし。
具体例としては:
- リッチェル 木製ペットサークル 120-90 → インテリアに馴染みやすく安定感あり
- アイリスオーヤマ コンビネーションサークル → 拡張自在で、多頭飼いや成長に合わせて調整可能



🔽2つともおすすめですよ




✅ まとめ|ケージ選びは「安さ」よりも「愛犬の快適性」で決める



「ケージは“安さ優先”じゃなくて、“愛犬が一生快適に過ごせるか”で選ぶのが正解だワン!」
- ケージは「安さ」ではなく「強度・掃除のしやすさ・広さ・デザイン」で選ぶべき
- 幅150cmクラスは大型犬や多頭飼いに最適で、人も犬も快適に暮らせる空間づくりに直結する
⑥ 愛犬がケージを大好きになる!正しい使い方としつけのコツ


せっかく良いケージを選んでも、犬が「入りたくない場所」だと意味がありません。
ケージは安心できるお部屋にすることが大切です。
そのためには、日常の使い方やしつけの工夫がポイントになります。



「ケージは“刑務所”じゃなくて“マイルーム”。楽しい場所にしてあげるのがコツだワン!」
ケージを「大好きな空間」にするコツ
- 「ハウス=楽しい場所」にする
初めは短時間からスタート。おやつやお気に入りのおもちゃを入れ、「ハウス!」の合図で良いイメージをつけましょう。 - 寝床は快適に
クッション性のあるベッドや毛布を入れて、居心地の良さを演出。犬が自然にリラックスできるようにしましょう。 - 静かで落ち着ける場所に設置
家族が頻繁に通る動線ではなく、リビングの端や寝室など、安心して過ごせる場所に置くのがおすすめです。 - 罰として使わない
無理やり押し込んだり、叱る場所にすると「怖い場所」になってしまいます。ケージはあくまでポジティブな空間に。 - お留守番の練習は少しずつ
最初は数分から始め、徐々に時間を延ばしていきましょう。帰宅後はすぐに出さず、犬が落ち着いてから解放するのがポイントです。



「ボクの家では“ハウス”で大好きなおやつが出てきたから、今では自主的に入っちゃうんだよ♪」
✅ まとめ|ケージを「安心して楽しく過ごせるマイルーム」にしよう



「“ここが一番落ち着く場所”って思ってもらえたら大成功だワン!」
ケージは「閉じ込める場所」ではなく「愛犬の安心基地」。
ポジティブな体験を積み重ねることで、犬は自然とケージを好きになり、安心して過ごせるようになります。
まとめ:愛犬も飼い主もハッピーに!最適なケージで快適ライフを





「“かわいそう”じゃなくて“安心できる秘密基地”。それがケージの正体なんだワン!」
ケージは決して「犬を閉じ込めるための道具」ではありません。
それはむしろ、愛犬にとって安心できる秘密基地であり、飼い主にとっては安全に暮らすための大切なツールです。
- 子犬期 → 安心感と清潔さを重視し、狭めからスタート
- 成犬期 → 広さ・強度・デザインを重視
- 大型犬・多頭飼い → 幅150cmクラスの広々ケージが快適度を底上げ
- 小型犬 → 最小限の快適サイズで落ち着きやすく、しつけもスムーズ



「チワワにはコンパクト、ゴールデンにはワイドサイズ!その子のライフスタイルに合わせるのが一番だよ。」
そして何より大事なのは、「ケージ=安心できる場所」と犬が思えるように使い方を工夫することです。



「愛犬に合うケージを選べば、毎日がもっと幸せになるワン!一緒に快適ライフを楽しもうね♪」
この記事が、あなたの愛犬にぴったりのケージを見つけるヒントになれば嬉しいです。
最適なケージを選んで、愛犬との快適で幸せな暮らしを楽しんでくださいね。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
📖 関連記事



「ケージ選びと一緒にチェックすると、もっと快適に過ごせるワンよ!」
- リビングに馴染む150cm犬用ケージ|快適に暮らすコツとおすすめ
- 犬のケージのサビ、舐めても大丈夫?原因と安全な対策
- 見守りカメラで愛犬との絆が深まる活用術
- サビに強い人気ケージを厳選。Amazonで買える最新モデル
- 大型犬向けドーム型ベッド|包み込まれる安心感で最高の寝心地
参考リンク
- 📚 犬にケージは必要?基本を学ぶ
いぬのきもち|室内犬のケージ飼いのコツ - 🐾 子犬のトレーニングに役立つ
いぬのきもち|子犬のクレートトレーニング入門 - 🏡 ケージとクレートの違いを知る
ペットファミリーインス|獣医師監修 ケージとクレートの違い - 💡 お留守番や実践トレーニングの参考に
盲導犬総合支援センター|お留守番トレーニングの手順とコツ
コメント