シエロ皆様こんにちワン!わんちゃん研究員のシエロです!
今回は、シニア犬が安心して暮らせるように「老犬の段差スロープDIY(手作り)」をやさしく解説するよ。材料選びから角度の目安、安全な固定方法まで、いっしょに確認しようね!
老犬になると、ソファやベッドの段差を「登れない」「怖がる」「滑る」ことが増えてきます。
無理なジャンプや飛び降りは、転倒や関節への負担につながるため注意が必要です。
結論として、段差スロープDIYは角度・滑り止め・固定の3点を守れば安全性が高まります。
この記事では、DIYしてOKな条件/既製品が安心なケースも含めて、老犬にやさしいスロープ作りを解説します。
まず押さえる安全ルール(先に結論)
- 角度は15°以下(できれば12〜15°)
- 表面は“滑らない素材”を必ず貼る
- ズレない固定(面ファスナー・金具・滑り止めシート)
この記事を読んでわかること
- 老犬が段差で苦しむ理由とリスク
- DIY前にやるべき採寸チェック(失敗防止)
- スロープDIYに必要な材料と道具
- 高さに合わせた傾斜角度と長さの目安
- 室内・玄関・簡易タイプの作り方
- 固定・安全対策と設置場所のコツ
- DIYが向かないケースと既製品の選び方



「うちの子に合うかどうか」を先にチェックしながら進めようワン!DIYが不安なら既製品の選び方までまとめてるよ。
老犬が段差を登れなくなる理由
最初に、なぜ老犬が段差をつらく感じるのかを整理します。理由がわかると「どんなスロープが安全か」も逆算しやすくなります。
段差は小さくても負担が積み重なるので、早めの対策が安心です。
- 筋力低下で踏ん張れない
- 関節の痛みで上り下りが負担になる
- バランス低下で転びやすい
このような変化が重なることで、以前は問題なかった段差でも老犬にとっては大きな負担になります。無理な上り下りを続けると、転倒や関節トラブルにつながることもあるため、早めの対策が大切です。


愛犬が年を重ねると、以前は軽々と飛び乗れたソファやベッドにも上がりにくくなります。これは足腰の筋力低下や関節の衰え、そしてバランス感覚の低下が原因。段差を無理して登ると、転倒や関節炎の悪化につながることもあります。



「うちの子もシニア期に入った頃から、ちょっとした段差で足を滑らせるようになりました。滑り止めと傾斜を意識するだけで、安心感が全然違います!」
【まとめ|段差の悩みは“負担を減らす”が最優先】
・筋力/関節/バランス低下で段差が危険になる
・無理な飛び乗り・飛び降りは転倒リスクが上がる
・生活導線の段差をまとめて整えると安心
先に確認|DIYスロープの採寸チェックと長さ計算
スロープ作りでいちばん多い失敗は「思ったより急」「短くて怖がる」「幅が足りない」です。
まずは設置場所を測って、愛犬が安心できる長さと幅を決めましょう。
- 段差の高さ(cm):床〜ソファ/ベッド上まで
- 置ける最大の長さ(cm):通路を塞がないか
- 幅(cm):犬の体幅+余裕(目安:体幅+10cm)
- 床の滑りやすさ:フローリングなら下にも滑り止め必須
長さの目安は「高さ」と「角度」から決められます。次の章の角度表を使えば、必要な長さがすぐに確認できます。
【まとめ|先に採寸すると失敗が減る】
・先に「高さ・置ける長さ・幅」を測る
・急すぎると使わなくなるので、長めに設計
・滑る床ほど固定と下敷きが重要
スロープ作りに必要な材料と道具
ホームセンターや100均でそろう材料でも、実用的なスロープは作れます。大事なのは滑らない・たわまない・外れないの3つ。ここでは材料と工具をまとめて紹介します。
- 土台は“強度優先”(木材・合板・すのこ)
- 表面は“滑り止め必須”(ゴム・マット・カーペット)
- 固定パーツで“ズレ防止”(金具・ビス・面ファスナー)
この3点を押さえるだけで、スロープの安全性は大きく変わります。見た目や手軽さよりも、「滑らない・たわまない・外れない」を最優先に考えましょう。
材料リスト
スロープを手作りするためには、滑りにくく丈夫な素材を選ぶことが大切です。以下の材料をそろえると、屋内外問わず安全で長持ちするスロープが作れます。
- 木材・すのこ:土台(合板でも可)
- 滑り止めマット/ゴムシート:表面に貼る
- クッション素材・マット:段差緩和に使用
- L字金具・ビス・ジョイント:固定用
- 面ファスナー/結束バンド:取り外し可タイプ
- 防水シート(屋外用):玄関や庭に設置する場合
特に木材やすのこはサイズが豊富なので、愛犬の体格や設置場所に合わせて選びましょう。
必要な工具
DIY初心者でも安全に作業できるよう、基本の工具をそろえておくと安心です。
- ノコギリ or 電動ドリル
- メジャー・水平器
- 紙やすり・接着剤・ハサミ
電動ドリルがない場合は手動のドライバーでも代用可能です。ホームセンターによっては木材カットをしてくれるので、活用するとスムーズです。



「ホームセンターの“すのこDIYコーナー”に行くと、滑り止め素材や木材カットまでしてもらえることもあるよ!」
【まとめ|材料は“滑らない・たわまない・外れない”】
・土台は強度優先、表面は滑り止め必須
・固定パーツでズレを防ぐと安心度が上がる
・ホームセンターのカットサービス活用で失敗が減る
傾斜角度と長さの決め方(安全設計の目安)
老犬は“浅い角度”ほど安心です。急すぎると登れなかったり、怖がって使わなくなることも。
この章では、段差の高さに対して必要なスロープの長さを、角度別に目安としてまとめます。
- 初めてなら15°以下を目安に
- 怖がる子は12°以下も検討
- 置ける長さが足りないなら市販品も選択肢
老犬にとっては、角度が浅いほど安心して使えます。次の表では、段差の高さに対して必要なスロープの長さを、角度別の目安としてまとめました。


下記の表を目安に、角度ごとの最適な長さを確認しましょう。置ける長さに合わせて、可能な範囲で“ゆるやか”にするのがコツです。
| 段差の高さ | 12° | 15° | 20° |
|---|---|---|---|
| 20cm | 約94cm | 約75cm | 約55cm |
| 30cm | 約141cm | 約112cm | 約82cm |
| 40cm | 約188cm | 約150cm | 約110cm |



「初めてなら15°以下を目安に!“長めで浅く”がコツだワン。」
【まとめ|角度は浅いほど安全】
・目安は12〜15°、急すぎると怖がる原因に
・置ける長さが足りないなら既製品も検討
・作る前に採寸→表で長さ確認が最短ルート
作り方3レシピ(室内・玄関・段ボール簡易タイプ)
ここからは、目的別に3パターンの作り方を紹介します。
「室内でしっかり」「玄関で防水」「まずは仮設で試す」の順に、作りやすいものから見ていけばOKです。
- 室内:すのこ+滑り止め(王道)
- 屋外:合板+防水+固定(玄関向け)
- 仮設:段ボール+マット(お試し)
用途や設置場所によって、作りやすさや安全対策のポイントが変わります。ここからは、それぞれのタイプについて作り方と注意点を順番に見ていきましょう。
① 室内用すのこスロープ(王道)
以下の手順で進めれば、DIY初心者でも組み立てやすい王道タイプです。仕上げの“角の処理”まで丁寧に行うと安心です。
- 木材やすのこで土台を組み立てる
- 表面に滑り止めマットを貼る
- L字金具やビスで固定
- 端をクッションでカバー
作り終えたら、ぐらつきや滑りを確認して安全性をチェックしましょう。端の処理をしっかりしておくことで、愛犬の足が引っかかる心配を減らせます。
② 屋外用防水スロープ(玄関など)
屋外や玄関など雨風にさらされる場所では、防水性と耐久性が重要です。固定まで含めて、しっかりした構造で作りましょう。
- 厚めの合板を使用
- 表面にゴムマット or 人工芝を貼る
- 防水シートで側面を覆う
- コンクリートブロックで支える
完成後は、防水処理や固定部分の緩みがないかチェックしましょう。長期使用を想定する場合は、塗装仕上げをしておくと耐久性がアップします。
③ 段ボール&ジョイントマットスロープ(仮設タイプ)
短期間の使用や軽い補助目的には、段ボールとジョイントマットを使った簡易スロープがおすすめです。低コストで手早く作れるので、まず試してみたい方にも向いています。
- 段ボールを階段状に重ねる
- 上にジョイントマットを貼る
- 面ファスナーで滑り止め固定
軽量な分ズレやすいので、下に滑り止めシートを敷いて補強するのがおすすめです。必ず飼い主さんが見守れる状況で使いましょう。



「短期間の利用なら“段ボール+マット”でもOK。まずは“試して反応を見る”のもアリだワン!」
【まとめ|まずは作りやすいタイプから】
・室内王道→屋外防水→仮設の順で検討すると迷いにくい
・角の処理と“滑り止め”は必ずセットで
・仮設タイプは見守り前提で安全優先
固定・安全対策と設置場所のコツ
スロープは「作って終わり」ではなく、設置後の固定と安全対策がいちばん重要です。
ここでは“ズレ・滑り・痛み(角)”を防ぐ基本と、場所別のポイントをまとめます。
- ズレない:下に滑り止め+壁/家具へ軽く固定
- 滑らない:表面の素材+足場の安定
- 痛くない:角をクッションで保護
この3つを意識するだけで、スロープの安全性は大きく高まります。次に、具体的な固定方法と設置時の注意点を確認していきましょう。
固定と安全対策(基本)
スロープを設置した後は、転倒やズレを防止するためにしっかり固定と保護を行いましょう。
- スロープの下に滑り止めシートを敷く
- 壁・家具に面ファスナーで軽く固定
- 角をクッションテープで保護
- 定期的に緩みやズレを点検
フローリングで滑る子は、スロープだけ対策しても足が踏ん張れず不安になることがあります。床面の滑り対策もあわせると安心です。
フローリングで滑る子は、スロープだけ対策しても足が踏ん張れず不安になることがあります。床面の滑り対策もあわせると安心です。
▶老犬がフローリングで滑る…転倒を防ぐ「滑らないマット」選び
設置場所別のおすすめポイント


室内と屋外では必要な機能が変わります。下の表でポイントを確認してみましょう。
| 場所 | 推奨素材 | 注意点 |
|---|---|---|
| ソファ前 | すのこ+滑り止めマット | 床が滑る場合はジョイントマット併用 |
| 玄関 | 合板+人工芝 | 防水・固定必須 |
| ベッド横 | 軽量木材+ゴムシート | 安定感優先・角の保護を忘れずに |
| トイレ前 | ジョイントマット | 掃除のしやすさ重視 |
トイレ周りの段差が気になる場合は、スロープとセットで整えると安心です。
▶【老犬が安心してトイレできる環境づくり】段差ゼロのフラットトレーで快適に
【まとめ|安全の鍵は“ズレ・滑り・角”】
・固定と滑り止めで転倒リスクを下げる
・場所別に素材と注意点を変えると長持ちする
・トイレ周りなど導線全体の段差対策が効果的
【注意】DIYスロープが向かないケースと既製品の選び方
手作りスロープは費用を抑えられてサイズ調整もしやすい反面、すべての犬・すべての環境に向いているわけではありません。特に次の条件に当てはまる場合は、無理をしない方が安全です。
- 足腰がかなり弱っている/関節疾患がある
- 体重が重く、たわみやズレが心配
- フローリングなど床が滑りやすい
- 角度調整や固定に不安がある
これらに当てはまる場合、DIYでも使えないわけではありませんが、滑り・ズレ・角度ミスによる転倒リスクが高くなることがあります。老犬は一度の転倒が大きなケガにつながることもあるため、「安全性」を最優先に考えるのが大切です。
既製品おすすめ3選(向いている家庭別)
DIYが不安な場合や、安全性を最優先したい場合は、市販のペット用スロープ・ステップを選ぶのもひとつの方法です。ここでは「どんな家庭に向いているか」で3つ紹介します。



選び方の基準は「角度のゆるさ」「滑り止め」「安定感」だワン!迷ったら“安全側”で選ぼうね。
| 商品名 | 向いている家庭 | 特徴 | 価格帯 |
|---|---|---|---|
| COZY KISS ドッグステップ | やわらかさ重視(室内) | 踏み心地がやさしい/室内向き | ※変動あり |
| 明和グラビア PS-02 | 角度を調整したい | 高さ(角度)調整/折りたたみ収納 | ※変動あり |
| ペットケアマットNEO | 介護・寝床も兼ねたい | 体圧分散/寝たきり対策の環境づくり | ※変動あり |
※価格はサイズや販売店舗によって変動する場合があります。購入前に最新情報をご確認ください。
COZY KISS ドッグステップ|やわらかさ重視の家庭向け
▶ 向いているのはこんな人
・ベッドやソファの昇り降りが多い
・踏み心地のやさしさを重視したい
・老犬・小型犬が中心
高密度スポンジを使用したやわらかな段差で、足腰への衝撃をやさしく抑えたい家庭に向いています。室内用として扱いやすく、滑り止め付きで安定感があるのも安心ポイントです。
明和グラビア PS-02|角度を調整したい家庭向け
▶ 向いているのはこんな人
・犬の体調に合わせて角度を変えたい
・使わないときは収納したい
・ソファ・ベッド兼用で使いたい
角度を細かく調整できる設計で、犬の状態に合わせて使いやすいのが特長。軽量で折りたたみ可能なため、設置場所を頻繁に変える家庭にも向いています。
ペットケアマットNEO|介護・寝床も兼ねたい家庭向け
▶ 向いているのはこんな人
・スロープ+寝床を一体で考えたい
・床ずれや体圧分散も気になる
・長時間寝て過ごす老犬
高反発素材による体圧分散で、寝返りや起き上がりをサポート。スロープというより、老犬介護の環境づくりとして検討したい家庭向けの選択肢です。
【まとめ|DIYが不安なら“安全側”で】
・足腰が弱い/体重が重い/滑る床は既製品が安心な場合がある
・既製品は「安定・滑り止め・角度(段差)」で選ぶ
・徘徊が強い子は“環境を区切る”選択肢も検討
よくある質問|老犬の段差スロープDIY(角度・材料・安全対策)
老犬の段差スロープを手作りするときは、「角度」「材料」「安全性」「慣れさせ方」など疑問が出やすいですよね。ここでは、作る前に知っておきたいこと→作った後につまずきやすいことの順に、結論からわかりやすくまとめます。



疑問が少しでも解消できたかな?
大切なのは「正解を作ること」より、うちの子が安心して使えるかどうかだよ。ムリのない方法を選んであげようね🐾
まとめ|老犬の段差スロープは“安全ルール3つ”で失敗しない
老犬の段差スロープ作りで失敗しないために、最後にもう一度「安全の基本」を整理しておきましょう。
- 角度は15°以下(できれば12〜15°)
- 滑り止めは“表面+床面”の両方で対策
- 固定(ズレ防止)と角の保護で安全性UP
この3つを守るだけでも、老犬の転倒リスクや足腰への負担は大きく減らせます。無理のない範囲で、できるところから取り入れてみてください。



DIYが向くのは「歩ける状態の子」「ゆるい角度で作れるスペースがある家」。
逆に不安があるなら、無理せず既製品に頼るのがいちばん安全だワン!
老犬の段差スロープは、“愛犬の自立を助ける介護アイテム”。手作りなら費用を抑えつつ、部屋の高さやスペースにぴったり合わせられます。
一方で、体調や住環境によっては既製品が安心なケースもあります。愛犬の様子を見ながら、安全第一で選んでください。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
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