
皆様こんにちワン🐶
今回は、消化器系ドッグフードの定番 「ロイヤルカナン 消化器サポート」 が、愛犬の体質に本当に合っているのかを見極めるポイントと、「もし合わない時に検討できるおすすめ代替フード」についてご紹介します。
わんちゃん研究員のシエロが、飼い主目線で徹底解説します。
可愛い愛犬との暮らしは、毎日が笑顔と癒しであふれていますよね。
くるくる変わる表情、しっぽフリフリのお出迎え、そしてあのモフモフで温かい抱き心地…。飼い主にとっては、かけがえのない宝物です。
しかし、もし愛犬が下痢や軟便を繰り返していたら…。
「うちの子、大丈夫かな?」「何か病気なの?」と、不安で胸がいっぱいになるのは当然です。私も愛犬との暮らしの中で、お腹のトラブルに何度もヒヤヒヤさせられました。
動物病院で**「ロイヤルカナン 消化器サポート」**を勧められ、「これで良くなるかも!」と藁にもすがる思いで試している飼い主さんも多いはず。
でも中には、「なかなかうんちの調子が整わない」「副作用があるのでは…」と新たな心配が出てくる方もいます。
大丈夫。この記事は、そんなモヤモヤを解消するために書きました。
愛犬のうんちの状態は、飼い主の安心と直結します。私も同じ経験をしてきたからこそ、お伝えできることがあります。
- 犬の下痢・軟便の原因と、獣医師があまり教えてくれない意外な真実
- 「ロイヤルカナン 消化器サポート」が愛犬に合っているかを見極めるSOSサイン
- 「副作用」という言葉の裏にある、体質との相性の本当の意味
- ロイヤルカナンから切り替えるときにおすすめの代替フード3選(ヒルズ i/d・ブラバンソンヌ・再検討型ロイヤルカナン)
- 各フードの比較と、愛犬にぴったりの運命のフードを選ぶ秘訣
さあ、愛犬の健康と、あなた自身の安心のために、一緒に「うんち」のお悩みをスッキリ解決していきましょう!私も全力でサポートさせていただきます!
愛犬の「お腹ピーピー」SOS!下痢・軟便に隠されたメッセージって?


愛犬が下痢や軟便になると、飼い主まで胸が痛くなりますよね。
昨日まで元気いっぱいに遊んでいたのに、急にぐったりしたり、食欲が落ちたり…。その変化に戸惑うのは当然です。
なぜ愛犬は消化器トラブルを起こすの?うちの子だけじゃない?
いいえ、決してうちの子だけではありません。
ワンちゃんの下痢や軟便には、本当にさまざまな原因があります。
人間でも「あの食事でお腹を壊した…」ということがあるように、犬のデリケートなお腹も、日々のちょっとした変化で調子を崩してしまうんです。
- 食事の急な変化
急にフードを切り替えると、胃腸に大きな負担がかかります。まるで旅行先で全く違う料理を食べるようなもの。7〜10日ほどかけて少しずつ慣らしましょう。 - ストレス
引っ越し、家族構成の変化、お留守番の増加なども要因に。人間同様、犬もストレスでお腹を壊すことがあります。 - 食物アレルギー・不耐性
チキンや牛肉、穀物など、特定の原材料が体質に合わない場合があります。痒みや皮膚トラブルを伴うことも。 - 寄生虫や細菌感染
散歩中の拾い食いや他の犬との接触で感染することもあります。草を頻繁に食べるなど気になる行動があれば獣医師に相談を。 - 内臓疾患
膵炎や腸炎、腎臓・肝臓の疾患など、深刻な病気のサインの場合も。 - 誤飲誤食
食べ物ではない物を口にして消化器を傷めるケース。子犬や好奇心旺盛な子に多く見られます。
💡ポイント
下痢や軟便と同時に**「ご飯を食べない」**という症状がある場合は、対応の優先度が変わります。
👉 犬がご飯を食べない!でも水は飲むし下痢も…どうすればいいの?
このように、下痢や軟便は単なる消化不良ではなく、体が発する大事なサインかもしれません。
だからこそ自己判断せず、獣医師と相談しながら適切な食事療法を見つけてあげることが重要です。
獣医師推奨の「療法食」ってどんなフード?
獣医師が療法食を勧めるのには、明確な理由があります。
通常の総合栄養食とは異なり、特定の症状や疾患を持つ犬に合わせて栄養バランスや成分を特別に調整しているからです。
人間で例えるなら、体調不良時におかゆや消化の良い食事をとるのと同じ。
犬の症状に合わせた「特別メニュー」を用意するようなものです。
ロイヤルカナン 消化器サポートは、その代表的な療法食のひとつ。
消化器への負担を減らす低脂肪設計や、繊維バランスの最適化によって、下痢・軟便・便秘などの改善をサポートします。多くの獣医師に選ばれているのも納得です。
ロイヤルカナン 消化器サポートは本当にうちの子に最適?


いくら評判が高くても、「うちの子には合っていないかも」と感じる場合があります。
その直感は、とても大事なサインかもしれません。
愛犬からの「合わないサイン」
- 下痢・軟便が続く、または悪化
- 食欲が落ち、食べ残すことが増えた
- 元気がなく、散歩や遊びを嫌がる
- 毛並みや皮膚の状態が悪化(かゆみ、パサつきなど)
こうした変化が見られる場合は、フードが体質や症状に合っていない可能性があります。
「副作用」の本当の意味
療法食における「副作用」という表現は少し誤解を生むかもしれません。
多くの場合は「体質や症状に合わなかった結果の反応」です。
- 特定原料へのアレルギー反応(例:米、鶏肉など)
- 栄養バランスのミスマッチ(運動量や年齢に合わない栄養設計)
つまり、フード自体が悪いわけではなく、その子に合わなかっただけ。
こうしたサインを見逃さず、必ず獣医師と相談しながら次のステップを検討しましょう。。
「ロイヤルカナン 消化器サポート」からの卒業を考える時


「うちの子にはロイヤルカナン 消化器サポートが合わないかも…」と感じたら、それは諦めの合図ではありません。
むしろ、愛犬にとって「本当に合うフード」を見つけるための新しいステップです。私はこれを“卒業のチャンス”と呼んでいます。
代替フードを検討するタイミング
もちろん、自己判断で急にフードを変えるのはNGです。まずは獣医師と相談が前提ですが、以下のような場合は切り替えの好機です。
- 獣医師から切り替えを提案されたとき
- 数週間〜数ヶ月与えても症状が改善しない、または悪化している
- 食いつきが極端に悪く、栄養が摂れない状態
- 価格や入手性の問題で継続が難しい(経済的負担や在庫不安定)
- 自然派や原材料にこだわりたいなど、飼い主の方針を見直したいとき
これらに当てはまる場合、愛犬にとってより良い選択肢が見つかる可能性があります。
【徹底比較】下痢・軟便におすすめの代替フード3選


ここからは、私が飼い主として本気でおすすめできる「代替候補フード」を3つご紹介します。
それぞれの特徴と「ここが違う!」ポイントを押さえて、あなたの愛犬に合う運命のフードを探しましょう。
1.【療法食の実力派】ヒルズ プリスクリプション・ダイエット i/d
ロイヤルカナンと並び、動物病院でよく耳にする療法食の代表格です。
「アクティブバイオーム+テクノロジー」という独自成分が腸内環境に直接アプローチし、下痢や軟便の早期改善を目指します。
プリスクリプション・ダイエット i/dは、ロイヤルカナン消化器サポートと並んで、動物病院で最も推奨される療法食の一つです。私もよく獣医さんと相談する際に名前が挙がる、まさに「消化器ケアの二大巨頭」といった存在ですね。
項目 | ロイヤルカナン 消化器サポート | ヒルズ i/d |
---|---|---|
主な特徴 | 種類豊富・獣医師推奨実績 | アクティブバイオーム+で腸内環境を迅速サポート |
脂肪量 | 通常・低脂肪タイプあり | 通常・低脂肪(i/d ローファット)あり |
食いつき | 個体差あり | ロイヤルカナンが合わなかった犬でも食べやすい |
購入 | 獣医師指導のもと病院・通販 | 同左 |
特におすすめな犬 | 初めての療法食、幅広い症状に対応 | ロイヤルカナンが合わなかった犬、早く改善したい犬 |
- 食いつき改善の可能性が高い
- うんちの状態変化が比較的早く出るケースが多い
2.【自然派プレミアム】ブラバンソンヌ 消化器ケア
ベルギー産の総合栄養食で、療法食ではありませんが日常の消化器ケアを重視したフードです。
グレインフリーやアレルギー配慮が充実しており、「予防」と「健康維持」に最適
項目 | ロイヤルカナン 消化器サポート | ブラバンソンヌ 消化器ケア |
---|---|---|
位置づけ | 療法食 | プレミアム総合栄養食 |
原材料 | 消化性・栄養バランス重視 | 自然派・グレインフリー・低アレルゲン |
コンセプト | 症状管理・回復期サポート | 健康寿命を延ばす日常ケア |
アレルギー配慮 | 一部対応あり | アレルゲンになりにくい原料を積極採用 |
購入 | 病院・通販 | 公式サイト・専門店 |
- 軽度の下痢・軟便や予防ケアに最適
- 自然派志向の飼い主におすすめ
3.【やっぱり安心感】ロイヤルカナン消化器ドッグフード再検討
代替フードになってないじゃん!と思われるかもしれませんが、一度離れても改めてロイヤルカナンに戻るケースもあります。
特に、低脂肪タイプや高繊維タイプなど症状別の細分化が強みです
項目 | ロイヤルカナン消化器シリーズ |
---|---|
主な特徴 | 獣医師推奨度No.1クラス、症状別ラインナップ豊富 |
腸内ケア | 高消化性タンパク質+繊維バランス+プレバイオティクス |
脂肪量 | 通常・低脂肪・高繊維など症状別展開 |
特におすすめな犬 | 多くの消化器疾患に幅広く対応、症状に合わせて細かく選びたい犬 |
- 迷ったらまず試すべき療法食
- シリーズ内で症状別に切り替え可能
🔽ロイヤルカナン消化器ドッグフード
代替フードへのスムーズな切り替え方と注意点


新しいフードを試すときに絶対守ってほしいのは、「焦らず優しく切り替える」ことです。
犬の胃腸はとてもデリケート。急な変更は、せっかく改善を目指しても再び下痢や軟便を引き起こす原因になってしまいます。
理想の切り替えスケジュール(7〜10日間が目安)
- 1〜2日目:新しいフード 25% + 今までのフード 75%
- 3〜4日目:新しいフード 50% + 今までのフード 50%
- 5〜6日目:新しいフード 75% + 今までのフード 25%
- 7日目以降:新しいフード 100%
ポイント:切り替え中は毎日、便の硬さ・色・匂い、食欲、元気の有無を観察しましょう。異変があれば無理せず中断し、獣医師に相談してください。
切り替え時に気をつけたいこと
- 便チェック:柔らかすぎないか、色や匂いに変化はないかを毎日確認。
- 食欲変化:急に食べなくなった場合は要注意。おやつでごまかさず原因を探りましょう。
- ストレス回避:環境の変化(旅行・引っ越しなど)はできるだけ避け、安心できる状態で切り替えを。
まとめ:愛犬の「うんち」問題は一人で悩まないで
愛犬の下痢や軟便は、飼い主にとって本当に心配な症状です。
しかし、「ロイヤルカナン 消化器サポート」だけが選択肢ではないということを覚えておいてください。
この記事でご紹介したように、
- ヒルズ i/d:腸内環境を早く整えたいとき
- ブラバンソンヌ:自然派で日常ケア重視
- ロイヤルカナン 消化器シリーズ:症状別ラインナップの安心感
と、それぞれに強みのあるフードがあります。
大切なのは「うちの子に合うかどうか」を見極めること。これは飼い主と獣医師の二人三脚でこそ実現できます。
👉「迷ったらまずはブラバンソンヌを試してみるのもおすすめです。愛犬の体調にぴったり合うフードを見つけることが、健康維持の第一歩です!」
最後までお読み頂き本当にありがとうございました。


関連記事
👉 犬がご飯を食べない!でも水は飲むし下痢も…どうすればいいの?
📚 参考リンク
- 日本獣医師会|犬の消化器疾患について
- ロイヤルカナン公式|消化器サポート製品ページ
- ヒルズ公式|プリスクリプション・ダイエット i/d シリーズ
- 農林水産省|ペットフード安全法について
- 関連サービス|わんマッチ(犬の性格&相性診断)
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