【2025年版】一人暮らし女性が犬を飼う前に読む本|後悔しないための全知識と費用、おすすめ犬種まで徹底解説

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シエロ

皆様こんにちワン。
今朝わんちゃんに鼻を舐められた際に舌が鼻の穴に入ってきましたので「汚いなー」と声を漏らしたところ、「こっちのセリフだ!」と言ってはいませんが、あの瞳は絶対にそう言っていた。と確信しているわんちゃん研究家ブロガーの「シエロ」です!

「ただいま」って言った先に、しっぽをブンブン振って駆け寄ってくれる存在がいたら…。
仕事でクタクタに疲れた夜、温かいモフモフが隣にいてくれたら…。

一人暮らしをしていると、ふとそんな風に思い、「犬を飼いたいな…」という気持ちが芽生える女性は少なくありません。キラキラした犬との生活を想像するだけで、胸がときめきますよね。

しかし、その憧れと同時に、こんな不安が頭をよぎりませんか?

  • 仕事で長時間留守番させるのは、犬にとってストレス?かわいそう?
  • 初期費用や毎月のお金って、実際どれくらいかかるの?払っていけるかな…
  • しつけって難しい?無駄吠えで近所迷惑になったらどうしよう。
  • 疲れて帰ってきてから、毎日散歩に行く元気、私にあるかな?
  • 将来、結婚や出産を考えた時、犬がいることで足かせにならない?
  • 勢いで飼って後悔したらどうしよう…

その不安、痛いほどわかります。犬を飼うことは、一つの命を預かる重大な決断。可愛いだけの気持ちでは、絶対に乗り越えられません。

この記事では、そんなあなたの不安や疑問を一つ残らず解消し、「本当に犬を飼うべきか」を冷静に判断するための全ての情報を詰め込みました。表面的な情報だけでなく、実際に飼って初めてわかるリアルな体験談や、具体的な金額、後悔しないためのチェックリストまで、徹底的に解説します。

目次

この記事の目次(クリックで読みたい場所に飛べます)

天国と地獄?一人暮らし女性が犬を飼う「リアルな日常」

SNSで見るキラキラした「#犬のいる暮らし」。もちろんそれは真実ですが、投稿の裏には見えない努力や苦労が隠されています。まずは光と影、両方を知っておきましょう。

メリット:人生が変わる!犬がくれる最高のギフト

  • 究極の癒やしと幸福感:仕事のストレスも理不尽な上司への怒りも、愛犬が「おかえり!」と駆け寄ってきた瞬間に消え去ります。これはオキシトシン(幸せホルモン)の分泌が科学的にも証明されている、正真正銘のセラピー効果です。
  • 規則正しい健康的な生活へ:「あと5分…」の二度寝はもうできません。愛犬の「散歩まだ?」という熱い視線で、健康的で規則正しい毎日が手に入ります。必然的に運動量も増え、心身ともに健康になります
  • 世界の扉が開く出会い:散歩中やドッグランで「可愛いですね!」から始まる会話は、最高のコミュニケーションツール。年齢や職業を超えた「犬友」ができ、世界がぐっと広がります
  • 家族や友人との絆が深まる:「実家の母が、孫のように愛犬の写真を催促してくる」「友達が愛犬に会いに来てくれる」など、犬は人間関係の最高の潤滑油になります

デメリットと後悔談:これも現実!覚悟しておくべきこと

  • 時間とお金の絶対的制約:「仕事帰りの急な飲み会」「週末の弾丸旅行」は過去の思い出に。常に愛犬の世話が最優先。旅行や長時間の外出にはペットホテルやシッターが必須となり、その費用もかさみます。
  • 部屋の汚れと破壊活動:抜け毛、よだれ、トイレの失敗は日常茶飯事。お気に入りのソファや高かった物が、子犬の格好の餌食になることも…。『帰宅したら、おろしたての靴下が無残な姿に…。犯人は何事もなかった様にして、無邪気にしっぽを振っていました。泣きながら笑いましたね(笑)』(体験談)
  • しつけの壁と社会的責任:無駄吠え、噛み癖、拾い食い…。しつけは根気と知識が必要です。うまくいかないとご近所トラブルの原因になり、すべての責任は飼い主であるあなたに降りかかります
  • 病気やケガの心労と医療費:言葉を話せない愛犬の不調にいち早く気づき、動物病院へ連れて行く判断力が求められます。ペットの医療費には公的保険がないため、高額な治療費に愕然とすることも少なくありません。『愛犬が骨折した時、手術と入院で◯◯万円かかりました。ペット保険に入っていて本当に良かったと心から思いました。』(体験談)

あなたはどっち?犬を飼うべき女性・飼うべきでない女性【適性診断】

犬との生活のリアルを知った上で、「私、大丈夫かな?」と思ったあなたへ。一時の感情で決めて後悔しないために、以下のチェックリストでご自身の状況を客観的に見てみましょう。

犬を飼う覚悟がある女性今はまだ待つべき女性
✅ 犬のために年間30~50万円の出費を覚悟できる❌ 収入が不安定で、急な出費に対応できない
✅ 自分の時間より、犬との時間を優先できる❌ 仕事や趣味、恋愛など、自分の自由を優先したい
✅ 10~15年先、結婚や出産などライフプランが変わっても飼い続ける覚悟がある❌ 「寂しいから」が一番の理由で、将来のことは未定
✅ 困った時に頼れる実家や友人、ペットシッターがいる❌ 周りに頼れる人がおらず、一人で抱え込みがち
✅ 犬のしつけや健康について、本やネットで学ぶ意欲がある❌ 面倒なことは苦手で、感覚でなんとかなると思っている
✅ 部屋の汚れやニオイ、モノが壊れることを許容できる❌ 潔癖症で、部屋が汚れるのは絶対に許せない
✅ 急な残業や出張が比較的少なく、生活リズムが安定している帰宅時間が全く読めない、出張が多い

「今はまだ待つべき」に多く当てはまっても大丈夫。状況を整えるための目標リストとして活用してください。

運命のパートナー探し!一人暮らし女性におすすめの犬種ランキング

あなたのライフスタイルに合った犬種を選ぶことは、お互いが幸せになるための最重要ポイントです。「静かさ」「留守番適性」「お手入れ」の観点からランキングを作成しました。

順位犬種推しポイント注意ポイント1位トイ・プードル・賢くてしつけやすい

 1位トイ・プードル・賢くてしつけやすい
抜け毛やニオイが極めて少ない
・愛情深く、飼い主に従順・定期的なトリミングが必須(月1回、6千円~)
・賢い分、甘やかすと問題行動も

 2位チワワ・世界最小犬種で省スペース
必要な運動量が少ない
・飼い主への愛情が非常に深い・警戒心が強く、吠えやすい傾向(しつけが重要)
・体が華奢でケガに注意が必要

 3位マルプー
(マルチーズ×トイプードル)
・抜け毛が少ない
・人懐っこく穏やかな性格
MIX犬ならではの可愛さ
・MIX犬なので成長後の大きさに個体差
・被毛の手入れは必須

 4位シーズー・落ち着きがあり、無駄吠えが少ない傾向
・人懐っこく、他の犬とも仲良くできる
・運動量はそれほど多くない・頑固な一面があり、しつけに根気が必要
暑さに弱いので夏場の温度管理は徹底

 5位イタリアン・グレーハウンド
・おとなしく、ほとんど吠えない
抜け毛が少なくお手入れが楽
・室内では静かに過ごすことが多い
寒がりなので冬の防寒対策は必須
・骨折しやすいので注意が必要

この犬種は覚悟が必要!一人暮らしにはハードル高めな犬種

  • 運動量が非常に多い犬種:ボーダーコリー、ジャックラッセルテリア、柴犬など。都市部(東京、神奈川、埼玉、千葉、愛知、大阪、福岡など)で十分な運動量を確保するのは至難の業。ストレスで問題行動を起こすことがあります。
  • 大型犬:ゴールデンレトリバーなど。広い飼育スペース、食費、医療費、そして大型犬をコントロールできる体力が必要です。介護が必要になった際の負担は想像以上です。
  • 日本の気候が苦手な犬種:シベリアンハスキー(暑さ)、フレンチブルドッグ(暑さ・寒さ)など。24時間徹底した温度管理が求められます。

【重要】どこから迎える?保護犬という選択肢

犬を迎える方法は、ペットショップやブリーダーだけではありません。「保護犬」を家族に迎えるという、尊い選択肢があることを知ってください。

お迎え先別メリットデメリット:

ペットショップの場合

  • いつでも会える
  • 初心者でも安心感がある
  • 価格は比較的高め

ブリーダーの場合

  • 親犬や犬舎の環境を確認できる
  • 犬種に関する専門知識が豊富・見学に予約が必要なことが多い
  • 人気犬舎は予約待ちの場合も

保護犬(譲渡会・施設)の場合

  • 新しい家族を待つ命を救える
  • 成犬の場合、性格や大きさがわかっている
  • 医療費などの実費負担のみで費用を抑えられる
  • 厳しい譲渡条件がある(留守番時間など)
  • 過去のトラウマを抱えている子もいる
  • 自分が求めている犬にすぐに出会えるとは限らない

一人暮らしの女性には、性格が落ち着いている成犬の保護犬も素晴らしい選択肢です。

お金の話は大事!犬を飼うためのリアルな費用【初期費用・年間費用】

「愛があればお金なんて!」は通用しません。具体的な金額を把握し、ご自身の経済状況で無理がないか必ず確認してください。

  • (参考:アニコム損保 家庭どうぶつ白書2023)

① 初期費用:お迎え時にかかるお金(約5万円~50万円以上)

  • 生体価格:0円(保護犬)~50万円以上(犬種、血統等で大きく変動)
  • 初回ワクチン・健康診断等:約2万円~3万円
  • 飼育グッズ代:約3万円~5万円(ケージ、トイレ、食器、ベッド、おもちゃ、キャリーバッグ等)
  • 自治体への登録料:約3,000円

② 年間費用:毎年かかるお金(小型犬の場合:約35万円)

項目年間費用の目安
フード・おやつ代約66,000円
日用品(トイレシート等)約20,000円
予防医療費(ワクチン・フィラリア等)約34,000円
治療費(病気・ケガ)約70,000円
ペット保険料約55,000円
トリミング・シャンプー代約50,000円
その他(洋服、しつけ教室、ホテル等)約55,000円
合計約350,000円

特に重要なのが医療費です。高額な治療費に備え、ペット保険への加入は一人暮らしの飼い主さんにとって「お守り」以上の必須アイテムと言えるでしょう。

個人的な意見になりますが、上記の金額は少し大袈裟と感じています。
実際小型犬に関して言えば、年間15万〜36万程度の費用がかかると言われています。
そう考えると、上記の金額は年間max価格と考えて良いかもしれませんね。


病気やケガがなければ治療費はかかりませんし、ペット保険料も今はもっと安いとこもあります。
逆に今の時代、トリミング料金が上がっていますので毎月トリミング利用するとなると上記の金額を超えてきます。

よって上記の価格はおおよその目安として考えて下さい。

お迎え前の完璧準備リスト【TODOチェックリスト付き】

犬を迎えると決めたら、最高の環境を整えてあげましょう。以下のリストを一つずつクリアしていってください。

  • ペット可物件への引っ越し、または管理規約の確認(「ペット相談可」はNGの場合もあるので注意)
  • 近隣の動物病院のリサーチ(通常診療に加え、夜間・救急対応してくれる病院も必ず探しておく)
  • 緊急時の預け先確保(実家、友人、ペットホテル、ペットシッターなど複数の選択肢を)
  • 飼育費用のためのお金の確保(初期費用+年間費用を計算し、専用の口座を作るのもおすすめ)
  • 飼育スペースの確保と安全対策(ケージの設置場所、電気コードや薬品など危険物の撤去)
  • 必要な飼育グッズの購入(リスト:ケージ、トイレトレー&シート、食器、水飲み、ベッド、ドッグフード、おもちゃ、首輪・リード、キャリーバッグ、ブラシなど)
  • お迎え後の数日間の休暇取得(新しい環境に慣れるまで、できるだけ一緒にいてあげましょう)

【よくある質問】一人暮らしの「困った!」を解決するQ&A

Q1. 仕事で留守番させるのが不安…どうすればいい?

A. 「安心できる環境づくり」と「帰宅後の質の高い時間」が鍵です。
留守番は、ほとんどの一人暮らし飼い主が通る道です。罪悪感を持つ必要はありません。
安全な留守番スペース(ケージやサークル)を用意し、「ここは安心して休める場所」と教える。
②退屈を紛らわす知育トイ(おやつを隠せるおもちゃ)は必須アイテム。
③出かける前に構いすぎず、さりげなく出発する。
④帰宅後はスマホを置いて、散歩や遊びに集中する。このメリハリが犬の心の安定に繋がります。
⑤心配ならペットカメラを設置しましょう。外出先から様子が見えるだけで、あなたの不安が和らぎます。

Q2. 犬の世話で疲れた…もう無理かも…と感じたら?

A. 100点満点の飼い主を目指さないで!たまには上手に手を抜く勇気も必要です。
どんなに可愛い愛犬でも、疲れてしまう瞬間は誰にでもあります。自分を責めないでください。
散歩はショートカットしたって良い。5分でも外の空気を吸えば犬は満足です。
②思い切ってプロに頼る。一日だけペットホテルや犬の幼稚園(デイケア)に預け、自分を甘やかす日を作りましょう。リフレッシュは愛犬のためにもなります。
③信頼できる友人にSOSを出すのも大切です。
あなたが笑顔でいることが、愛犬にとって一番の幸せです。

Q3. 犬を飼うと婚期が遅れる、結婚に不利って本当?

A. 不利になるどころか、最高のパートナーを見つける「フィルター」になります。
正直に言うと、「犬が苦手な男性」や「動物にお金や時間をかけることを理解できない男性」とは、ご縁がなくなる可能性はあります。でも、それはむしろラッキーだと思いませんか?
あなたの愛犬を「家族」として一緒に愛してくれる、そんな心優しいパートナーかどうかを、愛犬が事前に見極めてくれているのです。犬好きに悪い人はいません(多分!)。動物を愛せる素敵な男性との出会いのきっかけになることだってありますよ。

Q4. 初心者でもしつけはできますか?

A. はい、できます!ただし「正しい知識」と「根気」が不可欠です。
大切なのは、一貫性のある態度で接すること。家族全員でルールを統一できないファミリー層より、一人暮らしの方がルールを一貫させやすいというメリットもあります。YouTubeの動画や本で学ぶのも良いですが、一度プロのドッグトレーナーがいる「しつけ教室」に参加してみることを強くお勧めします。目からウロコの発見がたくさんありますよ。

まとめ:犬を飼うとは、大変で、面倒で、最高に幸せな「命の責任」を引き受けること

ここまで、一人暮らしの女性が犬を飼うためのリアルな情報を、良いことも大変なことも含めてお伝えしてきました。

犬を飼うことは、間違いなくあなたの人生を豊かにしてくれます。冷たかった部屋は温かい「我が家」に変わり、何気ない日常はかけがえのない宝物になります。その幸福感は、何物にも代えがたいものです。

しかし、それは10年以上にわたる命への責任、時間、お金、そして愛情を捧げるという重い覚悟の上になりたつ幸せです。

この記事を隅々まで読んで、すべてのデメリットや責任を理解した上で、あなたの答えが「YES」なら、きっと大丈夫。

あなたは最高の飼い主になれる素質があります。さあ、覚悟を決めて、運命のパートナーを探す旅に出ましょう!あなたの人生が、愛すべきモフモフの存在によって、より一層輝くことを心から願っています。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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