【犬のシャワー完全ガイド】皮膚に優しいシャンプー選びから自宅ケアの頻度まで、愛犬の健康皮膚を育む秘訣

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シエロ

皆様こんにちワン。
今日も愛犬とのハッピーライフを応援する情報をたっぷりお届け予定で張り切っているわんちゃん研究員の「シエロ」です!

「うちの子、シャンプーするといつも痒がるの…」「フケが出るのはなんで?」「正しいシャワーの温度って?」

愛犬との暮らしの中で、シャンプーやシャワーに関するお悩みは尽きませんよね。特に、デリケートな皮膚の健康は、ワンちゃんの快適な毎日に直結する大切なポイントです。

私もこれまでたくさんのワンちゃんと触れ合い、皮膚のトラブルで悩む飼い主さんを見てきました。でもご安心ください!正しい知識と少しの工夫で、愛犬の皮膚はもっともっと健康に、そしてシャンプーの時間が至福のリラックスタイムに変わりますよ。

目次

この記事を読めば何がわかる?

この「犬のシャワー完全ガイド」を最後まで読めば、あなたはきっとこんな知識と自信が手に入ります。

  • 愛犬の皮膚の仕組みと、なぜシャンプーが大切なのかがわかる
  • 皮膚トラブルの主な原因と、そのサインを見つける方法
  • 愛犬に合ったシャンプーの選び方(成分やタイプ別)
  • シャワー嫌いな子も安心!正しいシャワーの温度と当て方
  • プロ直伝!ご自宅でできる優しいシャンプーの手順とコツ
  • 乾燥から皮膚を守る、正しいドライヤーの使い方
  • 皮膚の健康を保つシャンプーの頻度と自宅ケアの注意点
  • おすすめの犬用シャンプーを厳選してご紹介!
  • 万が一の皮膚トラブルの際の対処法と動物病院の選び方

さあ、愛犬の健康な皮膚と輝く被毛のために、一緒に学んでいきましょう!


なぜ犬のシャンプーは「皮膚の健康」が最優先なの?

犬の皮膚は、人間と比べてとてもデリケート。実は人間よりも薄くて、バリア機能も弱いんです。だからこそ、シャンプーひとつで皮膚トラブルを起こしたり、逆に健康な皮膚を保ったりする鍵になるんです。

犬の皮膚のデリケートな特徴

  • 皮膚の厚さ:人間の1/3〜1/5ほどと言われています。薄いので刺激に弱いんです。
  • pH値:人間が弱酸性なのに対し、犬は弱アルカリ性です。人間用のシャンプーを使うと、皮膚のバリア機能が壊れてしまう原因になることがあります。
  • 被毛の構造:被毛が皮膚を覆っているため、通気性が悪くなりがち。雑菌が繁殖しやすい環境でもあります。
  • 皮脂:犬は皮脂の分泌が多く、特に夏場や特定の犬種ではベタつきやニオイの原因になることがあります。

これらの特徴から、犬専用のシャンプーを使い、正しい方法でシャンプーすることが、愛犬の皮膚を守る上で何よりも重要なんです。


愛犬に合ったシャンプー選びの秘訣:成分とタイプを見極める!

「シャンプーの種類がたくさんあって、どれを選べばいいか分からない!」そんなお声をよく聞きます。大丈夫、ポイントを押さえれば、愛犬にぴったりのシャンプーが見つかりますよ。

シャンプー選びのチェックポイント

タイプ特徴とおすすめポイントこんなワンちゃんにおすすめ
低刺激・無添加シャンプー化学成分を極力抑え、肌への負担を最小限に。保湿成分配合のものも多い。敏感肌、アレルギー体質、子犬、老犬
薬用シャンプーフケ、かゆみ、皮膚炎などの症状を抑える成分を配合(獣医師の指示に従う)。皮膚病治療中、症状が慢性的にあるワンちゃん
保湿シャンプーセラミド、ヒアルロン酸などの保湿成分が豊富。乾燥によるフケやかゆみを防ぐ。乾燥肌、冬場、フケが出やすい子
リンスインシャンプーシャンプーとリンスが一体型。手軽に済ませたい時に便利。短毛種、お手入れに時間をかけられない飼い主さん
消臭シャンプーニオイの元となる菌を抑えたり、消臭成分を配合したり。体臭が気になるワンちゃん

ワンポイントアドバイス:新しいシャンプーを試す際は、必ずパッチテスト(少量で目立たない部分に付けて様子を見る)をして、愛犬の皮膚に異常がないか確認しましょう。


シャワー嫌いも克服!愛犬が喜ぶシャワーの温度と当て方

シャワータイムを快適にするには、温度当て方がとても大切です。シャワーが苦手な子も、これでリラックスできるはず!

適切なシャワーの温度

  • 目安は35〜38℃:これはワンちゃんの体温に近い「ぬるま湯」と感じる温度です。熱すぎると皮膚の乾燥や火傷の原因に、冷たすぎると体が冷えてストレスになります。
  • 必ず腕の内側で確認:いきなりワンちゃんに当てる前に、ご自身の腕の内側にシャワーを当ててみて、少しぬるいと感じるくらいがベストです。

シャワーの当て方とコツ

STEP
足先からゆっくり慣らす

いきなり全身にかけるのではなく、足先から少しずつ慣らしてあげましょう。「シャワーは怖くないよ」と優しく声をかけながら。

STEP
シャワーヘッドを体に密着させる

シャワーヘッドを皮膚に近づけることで、水圧が弱まり、水が跳ねて目や耳に入るのを防げます。水音も軽減されて、ワンちゃんのストレスも少なくなりますよ。

STEP
顔は最後に、優しく

顔周りは特にデリケート。シャワーを直接当てずに、手や濡らしたタオルで優しく拭いてあげたり、シャンプーを泡立てたものを手でそっと塗布したりするのがおすすめです。目や耳に水が入らないよう細心の注意を払いましょう。

STEP
すすぎ残しがないように

シャンプー成分が残ると、皮膚トラブルの原因になります。特に、脇の下、お腹、股、足の指の間、尻尾の付け根など、毛が密集している部分は念入りに洗い流してください。

シャワーヘッドも工夫すると、さらに快適になります。後ほどおすすめをご紹介しますね!


プロ直伝!ご自宅でできる優しいシャンプーの手順とコツ

いよいよ実践!お家でできる、愛犬の皮膚に優しいシャンプーの手順をご紹介します。

シャンプー前の準備

シャンプー前の準備
  • ブラッシング:シャンプー前に毛玉や抜け毛をしっかり取り除きましょう。こうすることでシャンプーの泡立ちがよくなり、洗い残しやすすぎ残しを防げます。
  • 耳栓・目薬(必要であれば):耳に水が入るのを防ぐために、獣医さんに相談して耳栓を用意するのも良いでしょう。涙焼けしやすい子は、事前に目薬をさしておくのもおすすめです。
  • 滑り止めマット:お風呂場は滑りやすいので、ワンちゃんが安心して立てるように滑り止めマットを敷いてあげましょう。
  • シャンプーの希釈:シャンプーによっては、薄めて使うことで泡立ちが良くなり、すすぎ残しを防げます。製品の指示に従いましょう。

シャンプーの手順

STEP
全身を濡らす

35〜38℃のぬるま湯で、足先からゆっくり全身を濡らしていきます。皮膚までしっかり水が届くように、毛をかき分けながら丁寧に。

STEP
シャンプーする

手のひらでシャンプーをしっかり泡立ててから、全身に優しくなじませていきます。指の腹でマッサージするように洗いましょう。爪を立てると皮膚を傷つけてしまうので注意!

STEP
丁寧にすすぐ

これが一番重要!シャンプー成分が残らないように、根元から毛先まで丁寧に洗い流します。特に脇の下、お腹、股、足の指の間は念入りに。泡が見えなくなってからも、さらに数分間流し続けるくらいの気持ちで。

STEP
リンスする(必要であれば)

リンスを使う場合は、シャンプー後、毛先を中心に優しくなじませ、十分に洗い流します。

STEP
水気を切る

シャワーが終わったら、手で優しく絞るように水気を切ります。

乾燥は皮膚の敵!正しいドライヤーの使い方と注意点

シャンプー後の乾燥は、皮膚トラブルを防ぐ上でシャンプーと同じくらい重要です。生乾きは雑菌の繁殖を招き乾かしすぎは皮膚の乾燥に繋がります

ドライヤーの基本的な使い方

ドライヤーの基本的な使い方
  • タオルドライを徹底:まず、吸水性の高いタオルでゴシゴシ擦らず、ポンポンと優しく押さえるように水分をしっかり吸い取ります。この工程を丁寧にするほど、ドライヤーの時間を短縮できます。
  • ドライヤーは離して当てる:皮膚から20cm以上離して、常にドライヤーを動かしながら風を当てましょう。一か所に集中して当てると、皮膚が熱くなりやけどの原因になります。
  • 温風と冷風を使い分ける:最初は温風で効率よく乾かし、ある程度乾いたら冷風に切り替えて仕上げると、被毛の艶もUPし、皮膚への負担も減らせます
  • 毛をかき分け、皮膚までしっかり乾かす:表面だけでなく、毛の根元や皮膚が湿っていないか、指で毛をかき分けながら確認してください。
  • ブラッシングしながら乾かしながらブラッシングすることで、毛が絡まるのを防ぎ、効率よく乾かせます。

皮膚の健康を保つシャンプーの頻度と自宅ケアの注意点

シャンプーの頻度は、犬種、体質、活動量、季節によって異なります。一概に「〇週間に1回」とは言えませんが、一般的な目安と注意点をご紹介します。

シャンプー頻度の目安

シャンプー頻度の目安
  • 基本は月1〜2回:健康な皮膚のワンちゃんであれば、この頻度が一般的です。
  • 短毛種・室内飼い:汚れが気にならなければ、月に1回程度でも十分です。
  • 長毛種・外で遊ぶ子:毛の汚れや絡まりやすさを考慮し、月に2回程度が目安になることも。
  • 皮膚トラブルがある場合:獣医師の指示に従いましょう。薬用シャンプーを使う場合は、指示された頻度と使用方法を守ってください。
  • 季節による調整:夏場は汗や皮脂の分泌が多くなるため、少し頻度を上げることもあります。冬場は乾燥しやすいため、頻度を減らしたり、保湿ケアを重視したりしましょう。

自宅ケアの注意点

自宅ケアの注意点
  • ブラッシングの習慣化毎日または数日に1回のブラッシングで、抜け毛や汚れを取り除き、皮膚の通気性を保ちましょう。これはシャンプーの頻度を調整する上でも大切です。
  • 部分洗いも活用:足先やお尻など、汚れやすい部分だけを洗う「部分洗い」は、全身シャンプーの頻度を抑えたい時にとても便利です。
  • ストレスを与えない:シャンプーやドライヤーが苦手な子には、無理強いは禁物。おやつを使って良いイメージを持たせたり、少しずつ慣らしたり、プロのトリマーさんにお願いするのも選択肢です。
  • 体調チェック:シャンプー前には、必ず愛犬の体調をチェックしましょう。元気がない、食欲がない、下痢をしているなどの場合は、シャンプーを控え、動物病院に相談してください。

厳選!愛犬におすすめのシャンプー

ここで、私が自信を持っておすすめする、愛犬の皮膚と被毛に優しいアイテムをご紹介します!

おすすめシャンプーのご紹介

ゾイック N パピドール シャンプー 300ml

ゾイック N パピドール シャンプー

おすすめポイント:

  • まず最初におすすめしたいのが、この「ゾイック デリケートシャンプー」です。皮膚の専門家からも評価が高く、多くのトリマーさんも使用しているほど、デリケートな犬の皮膚に特化して作られています。アミノ酸系洗浄成分で優しく洗い上げ、保湿成分もしっかり配合されているため、皮膚への負担を最小限に抑えながら、健やかな状態を保ちやすいのが最大の魅力。初めてのシャンプー選びで迷ったら、まず試してみてほしい一本です。

こんなわんちゃんにおすすめ:

  • 皮膚が敏感、デリケートな子
  • アレルギー体質が心配な子
  • 子犬や高齢犬など、特に優しく洗いたい子
  • 乾燥によるフケやかゆみが気になる子

注意点:

香りが控えめなため、香りを重視する方には物足りなく感じるかもしれません。

ラファンシーズ NK-12・NK-22(シャンプー&リンス)200ml×200ml

ラファンシーズ NK-12・NK-22(シャンプー&リンス)

おすすめポイント:

  • プロのトリミングサロンでも絶大な支持を得ているのが「ラファンシーズ」シリーズ。犬の皮膚と被毛の健康を徹底的に考え抜かれた製品で、人間の肌pHとは異なる犬の皮膚に最適な弱酸性で調整されています。洗い上がりの被毛の美しさは群を抜いており、ふんわりさせたい、しっとりさせたいなど、仕上がりの好みに合わせて選べるのも嬉しいポイント。価格はやや高めですが、その分、質の高さを実感できるはずです。

こんなわんちゃんにおすすめ:

  • 被毛の美しさ、艶感を追求したい子
  • 皮膚トラブルの予防に力を入れたい子
  • 自宅でプロレベルのケアをしてあげたい飼い主さん

注意点:

  • シャンプーとリンスが別々なので、手間はかかりますが、その分効果は期待できます。

自然流 全犬種用シャンプー300ml

自然流 全犬種用シャンプー

おすすめポイント:

  • 「天然成分100%」という安心感が魅力の「自然流」。合成界面活性剤、香料、着色料など、余分なものを一切排除し、自然由来の成分だけで作られています。皮膚への優しさはもちろんのこと、環境にも配慮したい飼い主さんには特におすすめです。泡立ちが控えめなので、泡でゴシゴシ洗うというよりは、優しくなでるように洗うイメージで使います。

こんなわんちゃんにおすすめ:

  • 化学成分に敏感な子
  • 極力、天然成分にこだわりたい飼い主さん
  • オーガニック志向の方

注意点:

泡立ちが控えめなため、慣れるまで少し洗い方に工夫が必要かもしれません。

ノルバサンシャンプー 200ml

ノルバサンシャンプー

おすすめポイント:

皮膚トラブルで動物病院を受診した際に、獣医師さんから勧められることが多いのがこの「ノルバサンシャンプー」です。殺菌成分が配合されており、皮膚炎マラセチア菌によるフケかゆみ体臭などの改善・予防に効果が期待できます。治療目的で使用する場合は、必ず獣医師の指示に従って使用することが重要です。

こんなわんちゃんにおすすめ:

  • 皮膚病の治療中、または獣医師から推奨されている子
  • 慢性的なフケや体臭に悩んでいる子(原因菌が関連している場合)
  • マラセチア性皮膚炎の疑いがある子

注意点:

  • 薬用シャンプーのため、治療目的以外での常用は避け、獣医師の指示に従って使用しましょう。

ライオン商事 ペットキレイ 低刺激リンスインシャンプー 330ml

ライオン商事 ペットキレイ 低刺激リンスインシャンプー

おすすめポイント:

  • 日常使いのシャンプーとして、手軽さと安全性、そしてコストパフォーマンスを求めるなら、この「ライオン商事 ペットキレイ 低刺激リンスインシャンプー」が良いでしょう。市販品の中でも皮膚への刺激を考慮した処方で、リンスインなのでシャンプー1本でケアが完結する手軽さも魅力です。初めて犬を飼う方や、シャンプーの頻度が高い子にもおすすめです。

こんなわんちゃんにおすすめ:

  • 毎日のケアで手軽さを重視したい方
  • お財布に優しいシャンプーを探している方
  • 短毛種や汚れがそこまでひどくない子

注意点:

  • リンスインタイプは、シャンプーとリンスを別々に使う場合に比べて、被毛の仕上がりや皮膚の保湿感が劣る場合があります。
ライオン商事:ペットキレイ 毎日でも洗えるリンスインシャンプー 愛犬用 330ml 4903351001787 お手入れ ボディケア 低刺激 シャンプー リンス 本体

※上記はあくまで私のおすすめです。愛犬の体質や好みに合わせて選んであげてくださいね。

どのシャンプーも、愛犬の皮膚の健康を守るために開発された優れた製品ばかりです。これらの情報を参考に、ぜひ愛犬にぴったりの一本を見つけてあげてくださいね!

もしもの時も安心!皮膚トラブルのサインと動物病院の選び方

どんなに気をつけていても、皮膚トラブルが起きてしまうこともあります。異変に気づいたら、早めの対処が肝心です。

こんな症状が出たら要注意!

こんな症状が出たら要注意!
  • 頻繁に体を掻いている:特定の場所だけでなく、全身を掻いている場合は要注意。
  • 皮膚が赤い、ブツブツしている:炎症を起こしているサインです。
  • フケが異常に多い、ベタついている:皮膚の状態が良くない可能性があります。
  • 脱毛している部分がある:かゆみや炎症が原因で毛が抜けているかもしれません。
  • 体から異臭がする:皮膚の常在菌のバランスが崩れている可能性も。
  • 耳の中が汚れている、痒がる:外耳炎のサインかもしれません。

動物病院を選ぶポイント

上記の症状が見られたら、すぐに動物病院を受診しましょう。皮膚科に力を入れている病院を選ぶと、より専門的な治療が受けられます。

動物病院を選ぶポイント
  • 皮膚科専門医がいるか:専門的な知識と経験を持つ獣医師がいるか確認しましょう。
  • アレルギー検査や皮膚検査が可能か:原因を特定するために必要な検査が受けられるか。
  • 飼い主への説明が丁寧か:治療方針やケア方法について、分かりやすく説明してくれる病院を選びましょう。

まとめ:愛犬の皮膚は「優しいケア」で守られる!

今回は、おすすめシャンプー、シャワーと皮膚の健康について、とことん深掘りしてお伝えしました。

愛犬の皮膚の健康は、日々の「優しいケア」によって守られます。正しいシャンプー選び、適切なシャワーの温度と当て方丁寧なドライヤー、そして何よりも愛犬への愛情をもって接することが大切です。

シエロ

いかがだったでしょうか?
これからのシャンプーの時間が、愛犬との絆を深める素敵なスキンシップタイムになりますように。
そして、皮膚トラブル知らずの健康な皮膚で、わんちゃんが毎日をイキイキと過ごせるよう、心から願っています。
これからも、愛犬との暮らしに役立つ情報をたくさん発信していきますので、ぜひまたブログに遊びに来てください。

最後までお読み頂きありがとうございました

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